ロング・グッドバイ
2007-08-18 23:09 JST @sadayuki Tweet村上春樹が翻訳をしたというので気になっていた本を、やっと読むことが出来た。
久しぶりに図書館で借りた。

チャンドラーと言えば、ハメットとともに、ハードボイルドの原点だ。中学、高校の頃は、良く読んでいた。
とはいえ、私にとってのハードボイルドは、どちらかというと大藪春彦だった。松田優作が主演した蘇る金狼を知っている人もいるかもしれない。映画化自体は喜ばしいことであったが、映画では主人公の朝倉が死んでしまい、原作の味を殺してしまっていた。
さて、本書だが、これぞハードボイルドという文体であった。そう、ハードボイルドは文体だと思う。魂は細部に宿るというか。そんな文体だ。前に読んだこともあると思うのだが、全く覚えていなかった。単に大人への憧れだったのかも。この内容であれば、学生時代よりも、今、読むべきなのだろう。フィリップ・マーローも43歳だし。