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ジェネラル・ルージュの伝説

2010-07-01 23:12 JST @sadayuki

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ジェネラル・ルージュの伝説 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C か 1-9)【海堂 尊】

調子に乗って買ってしまいました。短編 3 つと、付録が沢山。ジェネラル・ルージュの凱旋 で述べられていた、ジェネラル・速水が若かりし頃の城東デパート火災を描く「伝説」。「凱旋」を三船事務長の立場から描く「疾風」。速水の去った後を守る佐藤部長代理の「残照」。いずれも良かった。

「それにさ、俺が患者に暴言を吐いたのは事実だし。入院させるべき患者を追い出したんだ。そんな場面を流さず、カッコいい所だけを流すのはやっぱり反則だろ。俺は、本当はあの革ジャン野郎を入院させたかった。あの時の判断は、救急救命センターの部長代理としては正当だった、と今でも自信を持って言える。でも、救急医としては最低の判断だったんだよ」 佐藤部長代理はうつむいて、呟く。 「ああ言った瞬間、舐めかけのチュッパチャプスを投げつけられたような気がした」

佐藤ちゃんの心の支えは速水ならどうするか?なのかも知れない。自分を信じろ、佐藤ちゃんの判断は俺の判断だ、と言われていたのに。

付録の「桜宮市年表」が良い。どんな順番で読めば良いのか分かる。ただし、文庫化されていない本もあるので買えない。次は ジーン・ワルツ かしらね。

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