夢見る黄金地球儀
2010-07-17 17:55 JST @sadayuki Tweet
上記リンクは文庫版だが、私は図書館で単行本を借りて読んだ。東京創元社が版元なのだが、単行本と聞いて思い浮かべるハードカバーでなく、ソフトカバーなのだ。なんか珍しい。
舞台は桜宮市。螺鈿迷宮 の 4 年後、ジェネラル・ルージュの凱旋 の 2 年後だそうだ。ナイチンゲールの沈黙 で活躍した小夜ちゃんと瑞人のその後が分かって面白いが、別に前の作品を読まなくても面白い。でも、読んでるともっと面白い。『ハイパーマンバッカス』とか、「ブラックドア」とか、「共感覚」とかね。
海堂尊 ということで医療ミステリを期待すると外れる。でもまあ、これはこれで面白い。面白いんだけど、是非読んで欲しいと人に薦めるほどではない。それくらいの面白さ。海堂尊の面白さは、海堂尊の怒りにあるのだと再認識させられる作品だった。