数えずの井戸
2010-07-30 22:00 JST @sadayuki Tweet
京極夏彦 の江戸怪談シリーズは読んでなかったのだが、図書館にあったのを借りてきた。700 頁を超える本を読み切るのはなかなかだ。今週いっぱいかかってしまった。
原作は知らない人は居ないのではないかとも思える「番町皿屋敷」。例の一枚二枚と皿を数えて九枚しかないといって恨めしい話だ。お馴染みとも思える話なのだが、初っ端から引き込まれる。なぜ、お菊は皿を数えるのか? そう言われると知らないかも。
で、その後はお菊をそっちのけで登場人物が入り乱れる。なんともう会えないと思っていた 又市 や 徳次郎 も。お菊の幽霊は徳次郎の幻術。でも、又市の仕掛けは無し。
なんか雰囲気は「死ねばいいのに」。登場人物の心理が楽しくない。なんか病んでいる人ばかり。で、最後は皆殺し。
救いのない話だった。でも怪談シリーズいいかも。「覘き小平次」も図書館にあったと思うので借りようと思う。